「最新スマホのカメラ実力確認」SH-06E・SOL22・HTL22のカメラレビュー編

「有効画素数は125万画素！」
「F値がなんと1.9！」
「高感度で大きな撮像素子を採用！」

スマートフォンのカメラに対する宣伝文句として、当たり前のように使われている謎の言葉達。各セールスポイントの素晴らしさはメーカー公式サイトでも解説されているのですが・・・

画像出典：SONY mobile 「Xperia Z SO-02E」

必ずと言って良いほど「画像はイメージです」の注意書きが。また、そんなこと言われなくてもわかるくらいに比較写真の画質が妙に悪いというのもよくあることです。

そして、「F値」や「有効画素数」等を理解したところで、実際に綺麗な写真が撮れるのかは撮ってみないとわからないというのが現実です。

購入候補のスマートフォンのカメラ写真が綺麗なのかどうかは、ご自分でデモ機を触って撮影して確認するのがベストですが、ネット上で共有されている写真での確認も手軽でおすすめです。

画像出典：picasa

今回はpicasaに公開されている写真のうち、
・クリエイティブコモンズ
・商用利用可
・二次的著作物を許可
に設定されている写真をご紹介します。

対象は、2013年夏モデルの中でも特にカメラの性能がセールスポイントの3機種です。

1. docomo AQUOS PHONE ZETA SH-06Eのカメラで撮影された写真

まずはドコモの2013年夏モデル：アクオスフォンゼータSH-06Eです。シャープの公式サイトによると

F値1.9の当社従来比約1.6倍の明るいレンズを採用。速いシャッターでブレを軽減したり、感度アップを抑えてノイズの少ないキレイな写真を撮影することができます。

レンズを駆動して画質を落とさず手ブレを抑える「光学式手ブレ補正」がさらに精度アップ。

とのことです。さて、実際に撮影された写真は・・・

画像出典：picasa 「SH-06E」

段ボールのラベル印字までくっきり。

転載権限の関係で一覧へのリンクのみとなりますが、「SH-06Eの撮影写真一覧のうち、暗いシーンでの写真」を見ると、夕方や夜でも非常に綺麗な写真が撮影できると判断できます。

2. au Xperia UL SOL22のカメラ写真

次はauの最新モデルXperia UL SOL22です。ドコモのXperia Z SO-02EやXperia A SO-04Eも同じカメラを採用しているため、下記写真にて3機種共通での実力確認が可能です。

SONY Mobile公式のアピールによると、

ソニーのαやCyber-shotで使われている輝度／色ノイズ低減技術を採用することにより、夜景や人肌などノイズが少ない高画質な撮影が可能になりました。

とのことです。

画像出典：picasa 「SOL22」

非常に鮮明ですね。

またも転載権限の関係でリンクのみとなりますが、「SOL22で撮影された写真一覧にある風景の写真」の微細さは圧巻です。

3. au HTC J One HTL22のカメラで撮影された写真

最後は「最新機種なのにたった400万画素！？」と話題のau HTC J One HTL22です。

画素数のメリット・デメリットについては以前の記事でも触れましたが、HTC公式サイトでのアピールポイントは・・・

「HTC UltraPixel Camera」は、明るくてきれいな写真がいつでも撮影できるように解像度は最適なサイズ（1920×1080の解像度で約400万画素）に抑え、大きな撮像素子でたくさんの光を受け止めます。

低照度でもきれいな写真が簡単に撮れて、画像データも軽いので、メールしたりシェアしたりもラクラクです。

となっています。