2013年夏モデルのベンチマーク結果まとめ

5月から始まった2013年夏モデルのスマートフォン発売も、そろそろ中盤に差し掛かろうとしています。今回は、これまでにご紹介したベンチマーク測定結果の一覧を掲載します。

2013年夏モデルのベンチマーク結果集(6月9日暫定版)

CPUにAPQ8064T 1.9GHz搭載のギャラクシーS4がベンチマークスコアはトップで、Xperia AやULは2013年春モデルと同じく20000強に留まっています。

なお、残りの主要機種の結果も今月中にはご紹介出来る予定です。
※一部発売時期が遅い機種はベンチマーク結果のご紹介も遅れるかもしれません。

重要)ベンチマークスコアに関する補足事項

1. 当サイトの公開するベンチマークスコア
本まとめ記事で掲載しているベンチマークスコアは、「ドコモショップ」「auショップ」「ソフトバンクショップ」の展示機(ホットモック)で測定したものです。
※個別記事ではスマホラウンジでの測定結果もご紹介しています。

参考)スマートフォンラウンジ設置のホットモックでの確認結果
Optimus it L-05Eの簡易レビュー
ディズニーモバイル F-07Eのベンチマークとカメラ撮影
AQUOS PHONE Si SH-07Eのベンチマーク結果とカメラ撮影写真
MEDIAS X N-06Eの「ベンチマーク・カメラ・発熱対策」の検証
ELUGA P P-03Eの簡易レビュー

スマートフォンラウンジのデモ機と異なり、発売直前に設置されるものですので完成度は高いと推測できますが、実際の製品とは仕様に差がある可能性があります。

ドコモショップのホットモック

また、測定開始前に
・低負荷状態で充分放置して冷却
・不要アプリやセンサーは極力停止
・各種省電力機能はオフ
を行っていますので、実際のユーザー環境とは条件が異なります。

2. ベンチマークスコアなんて飾りです
散々公開しておきながらですが、スマートフォンを実際の使用する際の快適さには「各種ソフトウェアや省電力の設定、ネットワーク環境」等が大きく関係しますので、ベンチマークスコアの差=快適さの差ではありません。

ベンチマークなんて飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ。
出典:サンライズ「機動戦士ガンダム」

また、スマホは本体温度が上昇すると、故障・劣化や誤動作防止のためにパフォーマンスを制限するため、常に同じスコアを出せるわけではありません。
※一回目はスコアが20000を超える機種でも、連続でベンチマークを実施すれば最終的に10000を下回るスコアとなります。

温度上昇やパフォーマンス制限は、その機種の冷却性能やチューニングによって異なりますので、
・機種A:ベンチマーク一回目のスコアが23000で、連続実施の2回目は12000、3回目は8000
・機種B:ベンチマーク一回目のスコアが20000で、連続実施の2回目は18000、3回目は16000
となるケースも多々あります。

どちらのスマホが快適なのかはユーザーの用途次第であり、長時間連続で使用するユーザーであれば後者の方が快適となる可能性が高くなります。

一回のベンチマーク測定で解るのは「ハードウェアのトップスピード」でしかないということです。
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