「iWatchが起爆剤?」最新スマートウォッチの比較と紹介 ~GALAXY Gear・SmartWatch2他~
画像出典:ソニーモバイルコミュニケーションズ「SmartWatch 2 SW2」

SONY・Samsung等から発売中の次世代腕時計「スマートウォッチ」。

従来製品に無い豊富な機能やスマートフォンとの連携が目玉で、今後登場が予想されているApple版スマートウォッチ「iWatch(アイウォッチ)」によって一気に注目を集めそうな分野です。

スマートウォッチで出来ることって?

今のスマートウォッチで出来ること
画像出典:Samsung「Galaxy Gear」

まずはスマートウォッチの主な機能を見てみましょう。
・アナログ、デジタル切り替えやデザイン選択が可能な時計機能
・スマートフォンの様なタッチパネル操作
・マイクとスピーカーを搭載しており、スマホをカバンやポケットに収納したまま通話が可能
・スマホの着信、メール、Twitter等の通知や内容の閲覧
・スマホの音楽再生用リモコン操作
・スマートフォン内の写真をスマートウォッチで閲覧
・内蔵ストレージを持っており、ソフトによる機能追加が可能 
Galaxy note3 SO-01FやXperia Z1 SO-01Fのような大型端末だとカバンに収納することも多そうですが、手元で一部機能を利用できるのは便利ですね。

上記は現時点で既に製品化されている機能ですので、将来的には偉大なる航路を案内したり麻酔針を飛ばせるスマートウォッチも登場するかもしれません

主要スマートウォッチの外観(デザイン)と大きさ比較

国内発売の主なスマートウォッチとしては、ソニー「SmartWatch」やSamsung「GALAXY Gear」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?

まずはSea Masterを交えて外観や大きさを比較してみましょう。

主要スマートウォッチの外観(デザイン)比較
画像出典:Omega, Sony mobile, Samsung

実物を並べた際と同じ比になるようサイズ調整しています。

腕時計の中では大型なSea masterと比べてもSmartWatch2・GALAXY Gearは一回り大きく、デザインもカジュアルですのでユーザー層は限られそうですね。 

GALAXY Gear、SmartWatch(MN2・SW2)のスペックや値段比較

GALAXY Gear
画像出典:Sony Mobile Communications「SmartWatch MN2」

次にメーカーから公開されている主要スペックや機能の比較です。

項目 \ 商品名 SmartWatch
MN2
SmartWatch 2
SW2
GALAXY Gear
SM-V700
メーカー Sony Mobile Sony Mobile Samsung
寸法
※ベルト部分以外
横 36mm x 縦 36mm
厚さ 8mm
横 42mm x 縦 41mm
厚さ 9mm
横 36.8mm 縦 56.6mm
厚さ 11.1mm
重量 15.5g(リストバンド除く) 23.5g(リストバンド除く) 73.8g
バッテリー使用可能時間 不明 通常使用で3~4日 連続待ち受け150時間
Bluetooth Ver. 3.0 Ver. 3.0 Ver. 4.0+BLE
ディスプレイ 1.3インチ 有機EL 1.6インチ TFT液晶 1.6インチ 有機EL
画面解像度 128x128ピクセル 220x176ピクセル 320x320ピクセル
カメラ × × 190万画素
防水 × ○(IPX7) ×
防塵 × ○(IP5X) ×
対応スマートフォン Android 2.3以降の
Xperiaシリーズ
Android 4.0以降の
Xperiaスマートフォン
・GALAXY Note 3 SC-01F
・GALAXY J SC-02F
価格 9480円 14800円 36540円

カメラ搭載で画面解像度も高いGalaxy Gear(SM-V700)は最も多機能ですが、非防水&価格もSmartWatch2の倍以上です。

なお、「GALAXY Gear(SM-V700)」のスマートフォン連携にはSamsung AppsのGalaxy専用アプリが必要ですが、「SmartWatch(MN2)」「SmartWatch2(SW2)」用のアプリはGoogle Playで入手可能ですので、ハードウェア要件を満たせばXperia以外でも利用可能です。
※対象機種にはXperia以外記載がないので、動作補償は無さそうです。

■製品公式ページ
SmartWatch 2  SW2
GALAXY Gear(SM-V700)
SmartWatch(MN2)

Appleからは「iWatch(アイウォッチ)」が登場予定

日本を含む多くの国において、Appleが商標登録を出願している「iWatch(アイウォッチ)」。

まだ謎の多い製品ですが注目度は高く、海外サイトではiWatch(アイウォッチ)の「コンセプトデザイン」 が多数登場していますので、その一部をご紹介します。

スケルトンデザインのiWatch(アイウォッチ)
画像出典:SlashGear

Appleからは「iWatch(アイウォッチ)」が登場予定
画像出典:pocket-lint.com

iWatch(アイウォッチ)の「コンセプトデザイン」
画像出典:adr studio

James Ivaldi氏によるiWatchのデザイン
画像出典:Yanko Design

リストバンド風なデザインのiWatch
画像出典:Macworld

※コンセプトデザイン
多くの場合、Appleとは縁もゆかりもないデザイナーによる空想CGを指し、「iPhone5s コンセプト画像」で画像検索すると、その信頼度を知ることが出来ます。
ともかく、Appleが出すスマートウォッチとなると注目度は一気に高まりそうです。   

ただ、その注目が売れ行きに繫がるかは不明。そもそも腕時計自体を使わない人も多いですし、ネットリサーチのアンケートにおける「腕時計を使わない人に聞いた理由」のツートップは
・時間は携帯電話でわかる
・腕に着けるのが邪魔、蒸れる
だったりと、スマートウォッチのコンセプト自体が否定されそうな背景もあり、前途多難にも見えます。
※「腕時計型の携帯電話」や「手首に着けるmp3プレイヤー」は全くヒットしていないのが実情。
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