Xperia Z1 SO-01Fの発熱検証レポート
画像出典:Twitter SonyXperiaID

2013年冬モデル人気No1スマートフォン「Xperia Z1 SO-01F(エクスぺリア ゼットワン)」。

デザインやカメラの性能による注目度だけでなく、販売数でも他機種を圧倒する勢いを見せていますが、購入者レビューの中で少し気になるのが「本体の発熱」。

最近の機種ではあまり目立たなくなった、発熱時に生じるパフォーマンス低下や機能制限。Xperia Z1 SO-01Fでは一体どの程度なのかを検証してみました。

検証方法は、先日お伝えした『Galaxy J SC-02F・Galaxy Note3 SC-01F・ARROWS NX F-01Fの検証』と全く同じです。

1. Xperia Z1 SO-01Fの発熱検証結果

Androidスマホ用のベンチマークアプリ「Antutuベンチマーク」を連続で実施することで、「スマートフォンの長時間&高負荷利用」を再現しました。室温は約25℃で、Antutuベンチマークを計5連続実施。毎回バッテリー温度・表面温度・ベンチマークスコアを記録しています。

■ベンチマーク実施前

ベンチマーク実施前

試験実施前のバッテリー温度は約30℃。室温+5℃程度で安定しています。

■ベンチマーク1回目

ベンチマーク1回目

Antutuベンチ一回目のスコアは34147。Snapdragon800の性能を活かした非常に高いスコアです。

バッテリー温度は35度。放電・充電共にまだまだ安定動作圏内です。

■ベンチマーク2回目

ベンチマーク2回目

スコアは2000程度ダウンして32141に。バッテリー温度は40℃まで上昇し、本体表面も背面上部がほんのり暖かさを感じるレベルとなりました。

■ベンチマーク3回目

ベンチマーク3回目

スコアはさらに1000程度低下し31215に。バッテリー温度は41.8℃まで上昇しました。

■ベンチマーク4回目

ベンチマーク4回目

スコア低下・バッテリー温度上昇はほぼ等間隔で続きます。

本体背面上部(カメラ付近)は触ってはっきり発熱を感じるレベルですが、GALAXY Note3やGALAXY Jに比べると穏やかです。

■ベンチマーク5回目 

ベンチマーク5回目

ベンチマークスコアは28566まで低下。バッテリー温度は44.2℃まで上昇しました。

2. Xperia Z1 SO-01F結果まとめ

・25℃環境でAntutuベンチマークを5連続実施(≒最大負荷を15分キープ)
・スコアは34147⇒28556まで低下。
・バッテリー温度は29.6℃⇒44.2℃に上昇。
・本体表面では下記部分の発熱が大きい(最高46℃程度)

Xperia Z1 SO-01F,SOL23の発熱部位

3. Galaxy JやARROWS NXの結果との比較

さて、上記結果が他機種と比べてどうなのかを比較してみましょう。対抗機として、「Xperia A SO-04E」「ARROWS NX F-01F」「GALAXY J SC-02F」を選択しました。 
実施回数 実施前 1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
Galaxy J SC-01F 34506 32491 30800 29582 28838
29.8 32.6 35.3 37.7 39.4 40.2
26 50
ARROWS NX F-01F 33666 31646 29374 25118 24584
29 35 38 39 41 41
25 45
Xperia Z1 SO-01F 34147 32141 31215 30311 28566
30 35 40 42 43 44
24 46
Xperia A SO-04E 20622 17474 16169 15482 14322
33 38 41 43 44 44
26 38

ベンチマークスコアの推移比較

バッテリー温度の推移比較

表面の発熱比較

発熱時の性能制限は、GALAXY J SC-02Fと非常に似た挙動を示します。ARROWS NX F-01Fよりは熱くなりやすいようですが、性能制限は起こりにくい制御です。

それでもGALAXY J SC-02Fに比べると本体表面の発熱はかなり控えめですので、低温やけど等のリスクは低めのチューニングとなってるようです。バッテリー温度もまだまだ安全な動作範囲と言えるでしょう。

比較的手に熱が伝わりやすい材質を採用しているXperia Z1 SO-01Fですので、表面温度はやや熱いと感じる人がいても不思議ではなく、これが発熱口コミの原因となっていそうですね。
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