発熱レビュー@au XPERIA ZL2 SOL25のベンチマークと温度確認

au 2014年夏モデルの注目機種「XPERIA ZL2 SOL25(エクスぺリア ゼットエル ツー)」ですが、Xperiaアンバサダー・ミーティングで実機を借用出来ました。

先日ご紹介したXPERIA Z2 SO-03F同様に、XPERIA ZL2 SOL25でも高負荷時のパフォーマンス低下&発熱の確認を行いましたので、結果をご紹介します。XPERIA Z1やZ2と違い背面はFRPなので、体感温度の低さに期待出来そうですがどうなるでしょうか?

細かな検証方法は過去記事をご参考にどうぞ。
参考) 発熱評価@GALAXY S5(SC-04F・SCL23)でAntutuベンチマークぶん回し

1. XPERIA ZL2 SOL25 Antutuベンチマーク後のスクリーンショット

XPERIA ZL2 SOL25 Antutuベンチマーク結果

こちらはベンチマーク実施1回目の結果。

スコアはXPERIA Z1やZ2と同等です。本体発熱は全く感じないレベルであり、バッテリー温度も約28℃と非常に安定しています。

RAM3GBの機種だけあって、ベンチマーク後でも1.8GB近くの空きメモリが確保されています。

au エクスぺリアZL2 SOL25のAntutuベンチマーク

ベンチマーク4回目の結果。

回数を重ねるにつれてスコアは少しずつ低下します。バッテリー温度は38℃まで上昇しましたが、本体表面はディスプレイ側に少し熱を感じる程度です(約37℃)。

発熱確認@ベンチマーク8回目

9連続実施後。

バッテリー温度は45℃まで上昇しましたが、本体背面の発熱は、Xperia Z1やZ2に比べると圧倒的に穏やかです。前面については、本体上側に高温部が集中していたZ2に対しZL2は比較的均一でした。

2. XPERIA ZL2 SOL25の評価結果まとめ

・気温約25℃の環境で、ベンチマークを9回連続実施。
・スコアは34440⇒29262まで低下。
・バッテリー温度は約28℃⇒約45℃まで上昇。
・本体表面では下記部分の発熱が大きい(最高46℃程度)

エクスぺリアZL2 au SOL25の発熱評価結果

3. Xperia ZL2 SOL25とZ1 SOL23・Z2 SO-03Fの結果比較

発熱時のパフォーマンス低下@XPERIA ZL2 SOL25

ベンチマークスコアについては、序盤から終盤まで3機種ともほぼ同等の結果となりました。

XPERIA Z1よりGPUのパフォーマンスは上がっているはずなので、Antutuのような総合テストではなくグラフィック中心のベンチマークであれば、もう少し差が見えるかもしれません。

バッテリー発熱の確認@XPERIA ZL2 SOL25

バッテリー温度はXPERIA Z1に比べて良好な結果でした。ユーザーによる電池交換は出来ない機種ですが、熱による劣化は神経質になる必要が無さそうです。

全体的にドコモのXPERIA Z2 SO-03Fと似たような結果でしたが、背面の発熱が少ないZL2 SOL25の方が持った時の快適さで優れていると言えそうです。せっかくのデザインと低発熱筐体ですので、カバーを着けるにしても出来れば放熱に優れたものを使いたいところです。

参考)放熱悪化の少ないXPERIA ZL2 SOL25用カバー・ケース


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