「完成された機能美」GALAXY S5のメリット&デメリットを総合評価

「GALAXYアンバサダー」として借用中のGALAXY S5 SC-04F(docomo)。

5月16日から数回レビューを行ってきましたが、今回は率直な感想レベルで「特に気になったポイント」をご紹介します。主観も多い内容なので、口コミサイトの個人レビュー程度と考えてください。

1. GALAXY S5の筐体(構造)におけるメリット・デメリット

GALAXY S5の筐体(構造設計)におけるメリット・デメリット

バッテリー交換も可能な防水機種でありながら8.3mmという薄さ。そして非常に持ちやすい背面形状です。XPERIA Z2 SO-03F比で-16gという軽さもあって、5インチクラスのスマートフォンとしてはトップクラスの扱いやすさ&収納性と言えます。

耐久性の面では、保護カバーやフィルムは一切無しの状態でポケットやカバンに入れていましたが、特に傷は見つかりませんでした。

底面のmicroUSBキャップは、充電やPCへのデータ転送の度に開閉していましたが、ヘタリは全く無いようです。背面カバーについても、レビュー時にかなりの回数着脱を行っていますが、防水性への影響は無し。過去にご紹介したとおり、発熱についても非常に優秀な設計です。

一点気になったのは、ホームボタンの敏感さ。

一点気になったのは、ホームボタンの敏感さ。

殆どの機種がタッチ検出式のホームボタンを採用している中、GALAXY S5では物理キーが採用されており、操作性に優れています。スリープ状態からの復帰もホームキーで可能なのですが、このホームキーが大きい&ボタンが柔らかめなので、カバンやポケットの中で予期せず押されてスリープ復帰していることが数回ありました。

2.  デジカメの出番を激減させるGALAXY S5のカメラ機能

GALAXY S5のカメラ機能

この機種で最も好感触だったのがカメラ機能です。

先の記事でご紹介したとおり、幅広いシーンで従来機種よりも綺麗な写真を残すことが出来ました。細部の表現・HDRの効果・色鮮やかさ全てが高いレベルです。恐らく多くの人は、デジカメの出番が激減することでしょう。

他機種も同様ですが、改善の余地を感じるのはズーム撮影。4倍までしかズームできませんので、お子様の入学式や運動会の撮影用となると、まだまだデジカメに敵いません。


3. 発色と視野角に優れたGALAXY S5のディスプレイ

発色と視野角に優れたGALAXY S5のディスプレイ

多くの機種が液晶ディスプレイを搭載しているのに対し、GALAXY S5では有機ELディスプレイを採用しています。ユーザーによって好みが別れることもありますが、 発色の鮮やかさと視野角の広さは圧巻です。

色彩感覚は非常に個人差があるので難しい部分なのですが、パッと見の綺麗さや迫力は非常に優れていると思われます。

なお、GALAXY系でたびたび話題になるディスプレイの焼き付きについて。少なくとも今回の「数週間のヘビーユーザーによる利用」では、発生は無かったようです。

4. GALAXY S5でのアプリ・ゲーム利用

GALAXY S5でのアプリ・ゲーム利用

ベンチマークアプリからゲームまで多くのアプリをインストールしましたが、殆どは問題なく動作しました。処理能力面で心配無いのは当然ですが、「親和性」という意味でも良好でした。
・パズドラやLINEポコパン、ツムツムでのタッチ切れなどの症状なし。
・Hungry sharkのような高負荷ゲームでの発熱問題なし。
唯一、AKB48音ゲーで文字化けを確認しました。 同じくAndroid4.4の他機種では問題なかったので、何か相性問題がありそうです。機種・アプリ共にメジャーどころの組み合わせなので、すぐ改修されるでしょう。
発表時の口コミでは、
・RAM容量が3GB⇒2GBに減った
・背面のデザインが好きじゃない
・心拍センサ等、あまり使わない機能が多い
といった辛辣な声もあったGALAXY S5でしたが、実際使ってみると基本機能における非常に高い完成度を感じました。

スペック重視だった頃のGALAXYのような派手さは無く、XperiaやiPhoneのような際立ったデザイン性もありませんが、価格も含めて「ドコモの2014年夏モデルから1機種買うならこれかな?」というのが率直な感想です。

詳細な機能評価は過去記事をご参考にどうぞ。

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