日本初オクタコアCPU搭載「GALAXY Tab S」 ベンチマークは38000超え!
画像出典:Digital Trends

GALAXYアンバサダーイベントでお借りしている「GALAXY Tab S」の実機レビュー第2弾。

今回は処理能力についてです。日本国内としては初のオクタコアプロセッサ搭載タブレットですが、採用されているExynos 5420は海外版GALAXY Note3(SM-N900)で既に採用されています。

1. GALAXY Tab SのAnTuTu Benchmark X Jul,2014でのベンチマークスコア

ベンチマークにおけるチート(ベンチマークブースター)対応版とされるAnTuTu Benchmark Xでの測定結果です。

GALAXY Tab SのAnTuTu Benchmark X Jul,2014でのベンチマークスコア

スコアは38000超えと非常に優秀な結果でした。

トータルスコアは、Snapdragon 801搭載のGALAXY S5やXperia Z2とほぼ同等ですが、グラフィック性能は若干劣るようです。

GALAXY Tab Sの発熱影響

ベンチマークを連続実施し、温度影響を確認しました。

CPU・バッテリー温度上昇に伴って少しずつパフォーマンスは低下しますが緩やかな変化であり、熱制御は良好な模様。

2. GALAXY Tab SのAnTuTu Benchmark 4.5.2でのベンチマーク結果

GALAXY Tab SのAntutuベンチマーク結果

従来のAnTuTuベンチマークでのスコアは35705。こちらもSnapdragon 801搭載機種とほぼ同じです。

3.  GALAXY Tab SのQuadrant Standard Edition 2.1.1でのベンチマーク結果

最後にQuadrantでの測定結果です。

GALAXY Tab SのQuadrantでのベンチマーク結果

スコアは20988。やはりXperia Z2・GALAXY S5・GALAXY NOTE3あたりと似たようなスコアです。
ギャラクシーのオクタコア
画像出典:ARM

オクタコア(8コア)といっても「8個のコアがフル稼働でクアッドコアの2倍の性能!」というわけでは無く、Cortex-A15 1.9GHz(クアッドコア)とCortex-A7 1.3GHz(クアッドコア)が状況に合わせて切り替わり動作する仕様のExynos 5420。

トップパフォーマンスとしてはあくまでもCortex-A15 1.9GHz(クアッドコア)の性能であり、ベンチマーク結果としても現行の最新機種の多く(Snapdragon 80x)と同等となったようです。

Cortex-A7 1.3GHzで駆動する際の省電力が大きな評価ポイントとなりそうです。

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実機レビュー② 日本初オクタコアCPUの実力は?
「GALAXY Tab S」アンバサダーイベントレポート
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