スマートフォンの充電が遅い現象や不具合の原因切り分け
画像出典:dribbble

某所で今話題の「一晩充電しても100%にならない」という症状。

今回は、一般例として「スマートフォンの充電が遅い」という症状の主な原因&切り分け方法をご紹介します。

パソコンのUSBポートからのスマホ充電が遅い場合

パソコンのUSBポートからの充電が遅い場合
画像:SONY VAIO

パソコンのUSBポートの出力不足が考えられます。まずは、
  • 別のUSBポートを使ってみる
  • USB2.0ではなくUSB3.0ポートを利用
あたりで現象に差が出るか確認しましょう。
※あまりに古いパソコンだとUSB3.0ポートが無い場合もあります。

モバイルバッテリーからのスマホ充電が遅い場合

モバイルバッテリーからの充電が遅い場合
画像出典:サンワサプライ

モバイルバッテリーの出力不足が濃厚です。

モバイルバッテリーによって容量(単位:mAh)だけでなく出力電流(単位:A)も異なりますので、出力1.5A以上の物を利用しましょう。

なお、1.8Aや2.0A対応の物もありますが、出力『電流』の値が大きい分には問題ありません。
※出力『電圧』は必ず5Vの物を利用しましょう。

参考) 大容量&大出力な日本メーカー製モバイルバッテリー

SONY製
7000mAh
パナソニック製
8700mAh
日立マクセル製
5000mAh

車のUSBやシガーソケットでのスマホ充電が遅い場合

車のUSBやシガーソケットでのスマホ充電が遅い場合

PCやモバイルバッテリーの場合と同じく、出力不足が濃厚です。

センターパネル部にUSBポートが標準装備されている車も増えましたが、0.5A程度しか流せないものが多いです。シガーソケットに取り付けるタイプで出力が十分なものを使用しましょう。

参考) 出力2.0A以上のシガーソケット用 車載USB充電アダプタ

1ポート
2A
2ポート
2A + 2.4A
3ポート
2.4A+2.4A+2.4A

ACアダプタからのスマホ充電が遅い場合

ACアダプタからの充電が遅い場合
画像出典:docomo「kuruko」

原因は複数考えられますので、一つずつ確認しましょう。

1. ACアダプタの出力要因

「DC 5V 〇〇A」という出力の記載がアダプタにあるので、〇〇Aの値を確認しましょう。1.5A以上であれば充分ですが、1A以下であれば明らかな出力不足です。

2. 過熱や消費電力要因

電源オフ状態での充電なら正常という場合は、スマートフォンの発熱や消費電力が大きい事が原因と考えられます。まずは充電中の負荷や温度上昇を減らしましょう。

参考) スマートフォンの動作が重い or 遅い場合の対策

3. 構造要因 / 接触不良

ケーブルを少し引っ張ったり揺らしたりしてみて、充電ランプがついたり消えたりするなら構造的な要因です。明らかなケーブルの断線が無い場合は、コネクタの接点不良も確認しましょう。
  • ホコリをエアダスターや掃除機などで除去
  • 端子をIPA / 無水エタノールで清掃

4. スマートフォンの異常

「アダプタの出力は充分、電源オフ状態でも症状同じ、構造要因の疑いは無さそう」といった場合は、バッテリーをはじめスマートフォン側の部品劣化(※)・故障・不具合が考えられます。
※バッテリーの劣化が進むと、電池持ちの悪化だけでなく充電の速さも変化します。
  • 同じ充電環境で別の個体(家族や知人のスマートフォン等)を充電
  • 携帯ショップで充電してみる
あたりで、スマートフォン側の問題であることを確定しましょう。

また、ご自分でバッテリー交換が出来ない機種の場合は、電池交換修理に備えてmicroSD・オンラインストレージ・PC等へのデータバックアップをしておきましょう。

参考)スマホ機種変更時のアプリデータ引継ぎ方法メモ(Android SDK編) 
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