「大容量バッテリー&日本製メモリ」iPad Airの意外な搭載部品
画像出典:Apple「iPad Air」

IFIXITがAppleの最新タブレット「iPad Air」の解体レポートを公開しました。

分解方法については真似できそうにないので参考になりませんが、内部の搭載部品に興味深い点がありましたので、いくつかご紹介したいと思います。

1. iPad Airのバッテリー容量は8827mAhで中国製

iPad Airのバッテリー容量は8827mAhで中国製
画像出典:IFIXIT「iPad Air Teardown」

公式の仕様には記載がないiPad Airのバッテリー容量ですが、ラベルよりバッテリー容量は8827mAhとわかります。主な10インチクラスのAndroidタブレットのバッテリー容量が、
・Xperia Tablet Z SO-03E:6000mAh
・Google NEXUS10:9000mAh
・ARROWS Tab F-02F:9600mAh
ですので、薄さ・軽さの割にiPad Airもかなり大容量です。

大容量バッテリー機種に負けない電池持ちの良さ(※1)の秘密は、iOSやA7プロセッサの働きと言うかは、普通にバッテリー容量の豊富さが効いてそうですね。
※1 Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生:最大10時間

ラベルからわかる製造元は、中国の順達電子科技(蘇州)有限公司です。

2. iPad AirのRetinaディスプレイはOptimus等でお馴染みのLG製

iPad AirのRetinaディスプレイはOptimus等でお馴染みのLG製
画像出典:IFIXIT「iPad Air Teardown」

iPad Airの目玉でもある9.7インチ&2048x1536ドットの高解像度ディスプレイは、Optimusシリーズや液晶テレビでもお馴染みの韓国のLG製。

最新スマートフォン「G2 L-01F」はイマイチ不振(※2)のLGですが、液晶分野はさすがですね。
※2 参考)スマートフォンランキング~2013年10月最終版~

3. RAMは1GBで、ROM(内蔵ストレージ)は東芝製のiPad Air

RAMは1GBで16GBのストレージは東芝製のiPad Air
画像出典:IFIXIT「iPad Air Teardown」

バッテリー容量と同じく、Apple公式サイトには記載が無いRAMの容量。

最近のAndtoid端末では2GBが主流ですが、iPad AirのRAMは1GBでiPhone5sと同じです。RAMのメーカーは、PC用でもよく使われているエルピーダ。16GBの内蔵ストレージには東芝製が採用されているようです。

どちらも日本メーカーですが、世界中で大量に販売されるiPad Airですので、エルピーダ・東芝以外にも複数メーカー製品をマルチソース(※3)で採用している可能性が大です。

CPUはiPhone5sと同じA7ですが、iPad Airは「APL5698」でiPhone5sは「APL0698」という差分があるようです。 
※3 同じ目的の部品を、1社では無く複数の会社から購入できる状態。災害等のトラブルがあっても、部品を安定して入手する事が可能。

参考)iPad Airに採用されている主要部品と製造メーカー

iPad Airに採用されている主要部品と製造メーカー
画像出典:IFIXIT「iPad Air Teardown」

・CPU:A7プロセッサ APL5698+M7モーションコプロセッサ Apple(米国)
・RAM:1GB エルピーダ(日本)
・ROM(内蔵ストレージ):16GB NAND Flash 東芝(日本)
・ディスプレイ:9.7インチ液晶 LG(韓国)
・バッテリー:8827mAh 順達電子科技(蘇州)有限公司(中国)
・Wi-Fi(無線LAN):802.11a/b/g/n USI(台湾)
・タッチパネル:Broadcom(米国)
・LTEプロセッサ:M9616M Qualcomm(米国)

「iPad mini Retinaディスプレイモデル」の分解レポートは未公開ですが、iPad Airが発売から間もない段階で公開されていることから、近日中の登場が期待できそうです。
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