
画像出典:価格.com「AQUOS PHONE ZETA SH-01F docomo」
2013年11月7日発売の「AQUOS PHONE ZETA SH-01F(アクオスフォンゼータ)」。
実使用時間が約98.9時間という、歴代スマートフォン最高峰の電池持ちに注目が集まっており、ドコモの2013年冬モデルで唯一フルセグ録画に対応する機能の豊富さも魅力の機種です。
今回は、 AQUOS PHONE ZETA SH-01Fが「高負荷時にどの程度発熱し、性能が低下するのか」の検証結果をご紹介します。方法については、先日お伝えした『Galaxy J SC-02F・Galaxy Note3 SC-01F・ARROWS NX F-01Fの検証』と同じです。
1. AQUOS PHONE ZETA SH-01Fでのベンチマーク連続実施結果
スマートフォンの性能測定に用いる「ベンチマークアプリ」の連続実施によって、長時間スマートフォンを使い続けた場合の挙動確認を行いました。室温25℃の環境でAntutuベンチマークを5連続実施し、1回ごとのバッテリー&表面の温度およびベンチマークスコアの確認を行っています。
■Antutuベンチマーク1回目

初回のベンチマークスコアは30546で、バッテリー温度は31℃。
ベンチマークスコアはARROWS NX F-01FやGalaxy Note3 SC-01Fに比べてやや低めです。本体表面は全く発熱を感じません。
■Antutuベンチマーク2回目

スコアは10%程度低下して27067。バッテリー温度は31℃をキープしています。
Galaxy Note3・Xperia Z1・ARROWS NXでは2回目くらいから本体表面の発熱を感じましたが、今回は特に変化がありません。
■Antutuベンチマーク3回目

スコアは26730。そろそろ先代のAQUOS PHONE ZETA SH-06Eの最高スコアを下回ります。
バッテリー温度は31℃で安定しており、表面温度も本体背面上部&タッチパネル上部付近がほんのり暖かい程度です。
■Antutuベンチマーク4回目

スコアは1000程度ダウンして25738。
バッテリー温度は31℃と変わらず。正確に値が取れているのか心配になるほど変化がありません。
■Antutuベンチマーク5回目

ベンチマークスコアは4回目から変化なしです。バッテリー温度も依然31℃をキープ。
Galaxy JやARROWS NXに比べると少ないものの、本体は確実に発熱(表面で約40℃)していますので、何かバッテリーに熱が伝わらなくする構造的な工夫があるのでしょうね。
発熱を特に感じる部位は本体背面上部のカメラ付近と、ディスプレイ(タッチパネル)の上部付近です。なお経験上、プラスチック・ガラスで40℃程度であればユーザーからの目立った不満は出ないレベルです。
2. AQUOS PHONE ZETA SH-01F結果まとめ
・気温約25℃の環境で、ベンチマークを5回連続実施(≒最大負荷状態を約15分キープ)・スコアは30000前後⇒26000前後まで低下。
・バッテリー温度は終始30℃前後をキープ。
・本体表面では下記部分の発熱が大きい(最高40℃程度)

3. Xperia Z1やARROWS NX等の結果との比較
ベンチマークスコアや温度の結果を他機種と比較してみましょう。| 実施回数 | 実施前 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
| Galaxy J SC-01F | 34506 | 32491 | 30800 | 29582 | 28838 | |
| 29.8 | 32.6 | 35.3 | 37.7 | 39.4 | 40.2 | |
| 26 | 50 | |||||
| ARROWS NX F-01F | 33666 | 31646 | 29374 | 25118 | 24584 | |
| 29 | 35 | 38 | 39 | 41 | 41 | |
| 25 | 45 | |||||
| AQUOS PHONE ZETA SH-01F | 30546 | 27067 | 26730 | 25738 | 25792 | |
| 30 | 31 | 31 | 31 | 31 | 31 | |
| 25 | 41 | |||||
| Xperia Z1 SO-01F | 34147 | 32141 | 31215 | 30311 | 28566 | |
| 30 | 35 | 40 | 42 | 43 | 44 | |
| 24 | 46 | |||||
| Xperia A SO-04E | 20622 | 17474 | 16169 | 15482 | 14322 | |
| 33 | 38 | 41 | 43 | 44 | 44 | |
| 26 | 38 |



各機種の結果を見比べると、高負荷時の発熱・パフォーマンス制限共に大きな違いが確認できます。
・表面は高温になるが、性能は下がりにくいGalaxy J SC-02F&Xperia Z1 SO-01F
・高負荷がしばらく続くと処理能力を下げ、温度上昇を抑えるARROWS NX F-01F
・早期に性能制限を行い、温度上昇を回避するAQUOS PHONE ZETA SH-01F
なお性能制限が大きいとは言え、制限後のAQUOS PHONE ZETA SH-01Fのベンチマークスコアは約26000。2013年夏モデルのXperia A SO-04Eのベストコンディションにおけるスコアを軽く上回ります。
Galaxy J SC-02FとAQUOS PHONE ZETA SH-01Fは両極端な制御となっており、各メーカーのポリシーが垣間見えて面白いです。 ユーザーにとって理想的な制御がどれなのかは難しい部分で、今後の購入者レビューで少しずつ明らかになっていくことでしょう。
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