
画像出典:droidtune
ASUSやLenovoの低価格モデルを始め、PCを食い潰す勢いで成長を続けているタブレット市場。
生産数が少なく価格競争では劣勢の国内メーカーにおいても、「高い処理能力」&「フルセグや防水と言った豊富な機能」を売りとした魅力的な機種が続々と登場しています。
今回は、Androidタブレットの重要ポイントの中で「処理能力」「画面の表現力」に着目し、ランキングを作成しました。
1. Androidタブレットの処理能力ランキング

画像出典:NVIDIA、QUALCOMM
まずはAndroid端末の処理能力を測定するアプリ「AnTuTuベンチマーク」の結果をご紹介します。
順位 | 機種名 | メーカー | CPU | RAM | 解像度 | 参考価格 | スコア |
1位 | Tegra Note 7 | ZOTAC | Tegra4 1.8GHz | 1GB | 1280×800 | 25800円~ | 34500 |
2位 | Slate7 Extreme | hp | Tegra4 1.8GHz | 1GB | 1280×800 | 24800円~ | 34260 |
3位 | SlateBook10 x2 | hp | Tegra4 1.8GHz | 2GB | 1920×1200 | 39900円~ | 34100 |
4位 | Kindle Fire HDX 7 | Amazon | MSM8974 2.2GHz | 2GB | 1920×1200 | 24800円~ | 33853 |
5位 | ASUS Pad TF701T | ASUS | Tegra4 1.8GHz | 2GB | 2560×1600 | 60000円~ | 33050 |
6位 | Kindle Fire HDX 8.9 | Amazon | MSM8974 2.2GHz | 2GB | 2560×1600 | 39800円~ | 32305 |
7位 | ARROWS Tab F-02F・FJT21 | Fujitsu | MSM8974 2.2GHz | 2GB | 2560×1600 | 46800円~ | 32120 |
8位 | KALOS | BungBungame | Tegra4 1.8GHz | 2GB | 2560×1600 | 46000円~ | 30604 |
9位 | REGZA Tablet AT703 | Toshiba | Tegra4 1.8GHz | 2GB | 2560×1600 | 65000円~ | 30486 |
10位 | NEXUS 7(2013) | APQ8064 1.5GHz | 2GB | 1920×1200 | 27800円~ | 24489 | |
11位 | G Pad 8.3 | LG | APQ8064T 1.7GHz | 2GB | 1920×1200 | 44800円~ | 24004 |
12位 | AQUOS PAD SH-08E | SHARP | APQ8064T 1.7GHz | 2GB | 1920×1200 | 40000円~ | 23142 |
13位以下には、Xperia Tablet Z等の「Snapdragon S4のクアッドコアCPU搭載モデル」、そしてMeMo Pad HD 7等「MediaTek製クアッドコアCPU搭載モデル」といった順に続きます。
なお、ベンチマークスコアはタブレットの最高速度を表すものであり、「スコアが倍なら常に2倍サクサク使える。」と言うわけではありません。用途によって殆ど体感差が無いこともありますし、逆に2倍どころか3倍・4倍となる場合もあります。
今回は、高性能なCPU&低解像度の「Tegra Note 7」がトップとなりました。ただRAM 1GBというのが弱点であり、複数アプリの同時動作まで考慮すればRAMが大きい機種の方が快適に利用可能です。
2. ディスプレイの綺麗さ・表現力ランキング

電子書籍利用や高画質な動画視聴時に重要となる、ディスプレイのサイズや解像度。最近は7インチ&HD解像度以上が主流ですが、トップクラスの表現力を持つ機種はどの程度のレベルなのでしょうか?
順位 | 機種名 | メーカー | 画面サイズ | 解像度 | 参考価格 |
1位 | TransAiO P1801 | ASUS | 18.4インチ | 1920×1080 | 133000円~ |
2位 | ASUS Pad TF701T | ASUS | 10.1インチ | 2560×1600 | 60000円~ |
3位 | KALOS | BungBungame | 10.1インチ | 2560×1600 | 46000円~ |
4位 | ARROWS Tab F-02F・FJT21 | Fujitsu | 10.1インチ | 2560×1600 | 46800円~ |
5位 | REGZA Tablet AT703 | Toshiba | 10.1インチ | 2560×1600 | 65000円~ |
6位 | NEXUS 10 | 10.1インチ | 2560×1600 | 36800円~ | |
7位 | TransBook Trio TX201LA | ASUS | 11.6インチ | 1920×1080 | 100000円~ |
8位 | TA09C-B41R3S | ONKYO | 9.7インチ | 2048×1536 | 23800円~ |
9位 | V9702 | VITRO | 9.7インチ | 2048×1536 | 19800円~ |
10位 | Kindle Fire HDX 8.9 | Amazon | 8.9インチ | 2560×1600 | 39800円~ |
画面サイズ・解像度が同じ機種の場合、ディスプレイ方式・高画質化エンジン性能等から評価しています。
スペック上は18.4インチ・フルHDの巨大タブレット「TransAiO P1801」が1位となりますが、かなり異色の製品(※)で、持ち運び型の機種ではありません。
※ドッキングステーションに繋げてデスクトップ一体型PCのように使える⇒公式サイト
具体的に、今回2位の「ASUS Pad TF701T」と同社のヒット商品「ASUS MeMO Pad HD7」を比べると、


画面サイズ・画面のキメ細かさはこのような差となります。
ランキング上位には比較的高価な機種が並びますが、
・VITRO V9702は、7インチタブレット並みの価格です。総合的な性能はハッキリ言って微妙ですが、電子書籍利用がメインの人にとっては最高の機種となりそうです。
・ONKYO TA09C-B41R3S
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