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先日のGALAXY S5に続き、最新スマートフォンの発熱&パフォーマンス制限の検証レポートです。
今回は、2014年夏モデルの注目機種「XPERIA Z2 SO-03F」。外観はXPERIA Z1とほぼ同じで、上下・左右・前後対称なオムニバランスデザインと両面ガラスが特徴。プラスチック筐体の機種よりも体感温度は高めになる材質ですが、発熱はどうでしょうか?
2回目なので細かな部分は省略します。手順など詳しくは前回記事をご参考にどうぞ。得られた結果はGALAXY S5&Xperia Z1と比較します。
参考) 発熱評価@GALAXY S5(SC-04F・SCL23)でAntutuベンチマークぶん回し
1. XPERIA Z2 SO-03F Antutuベンチマーク連続実施時のスクリーンショット
こちらは、ベンチマーク連続実施3回目の結果です。回数を重ねるにつれて、1回目(スコア35082、バッテリー温度32℃)に比べ、少しずつスコアが低下&温度が上昇していきます。
さすがRAM3GB搭載の機種だけあって、ベンチマーク実施直後でも1.5GB近くの領域が空いています。
※GALAXY S5 SC-04Fは約0.7GBでした。
こちらはベンチマーク連続実施5回目の結果。バッテリー温度が40℃に達すると、スコアは一気に30000を切りました。
上記は7回目の結果。5回目以降はスコア安定&バッテリー温度が少しずつ上昇する状態が続きました。
2. XPERIA Z2 SO-03Fベンチマーク&発熱確認結果
・気温約25℃の環境で、ベンチマークを9回連続実施。・スコアは35082⇒29109まで低下。
・バッテリー温度は約32℃⇒約42℃まで上昇。
・本体表面では下記部分の発熱が大きい(最高45℃程度)
背面がプラスチックのGALAXY S5 SC-04Fに比べて発熱を感じやすいXPERIA Z2 SO-03Fですが、XPERIA Z1より低温という良好な結果でした。
3. Xperia Z2 SO-03FとGALAXY S5・Xperia Z1の結果比較
処理能力は終始XPERIA Z1同等でした。GALAXY S5 SC-04Fといい、2014年夏モデルは発熱に気を遣ったチューニングの機種が多いのかもしれません。
序盤はCPU性能で勝るGALAXY S5 SC-04Fのスコアを下回りますが、温度上昇後も良好なパフォーマンスを維持しています。
本体の表面温度もそうですが、バッテリー温度もXPERIA Z1より低く「GALAXY S5より少し高いかな?」程度でした。自分で電池交換が出来ない機種ですので、熱によるバッテリー劣化が起こりにくいというのは大きな魅力ですね。
Xperia Z1でも本体・バッテリー発熱に関する不具合や不満の声は無いため、より低温なXPERIA Z2 SO-03Fについても心配なさそうです。
ただ、カバーをつけて使いたい人には、背面を覆わないバンパーや金属製のケースをおすすめします。
参考)XPERIA Z2 SO-03F用のバンパーやアルミケース
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