
Android SDKでのアプリデータ引継ぎについて、メモレベルですが手順を記録します。
動作確認済み機種は、2014年夏モデルの「GALAXY S5 SC-04F」「XPERIA Z2 SO-03F」「XPERIA ZL2 SOL25」。最近は簡単なデータ引き継ぎの仕組みが盛り込まれているゲーム等もありますが、そうでないアプリではSDKが活躍します。
パソコンを持ってるAndroidユーザーなら、環境構築しておいて損は無いですよ。
1. Android SDKのダウンロードと展開

http://developer.android.com/sdk/にアクセスし、「Download the SDK」をクリック。利用中のWindows環境に合わせて、32bit / 64bitを選択しダウンロード。
C:\Program Files\の中にandroidsdkと言う名前のフォルダを作成し、ダウンロードしたzipを展開した中身を移動しました。
2. USBドライバのインストール&デバッグモード接続

スマートフォンとPCをUSB接続。デバイスマネージャでスマートフォンのVIDとPIDを確認したら、スマートフォンをドライバごとデバマネから削除し取り外す。
C:\Program Files\androidsdk\sdk\extras\google\usb_driverにあるandroid_winusb.infに機種情報を追記する。
例)スマートフォンをデバッグモードでパソコンに接続する。
[Google.NTx86]
;GALAXY S5 SC-04F
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04E8&PID_6860
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04E8&PID_6860&MI_01
[Google.NTamd64]
;GALAXY S5 SC-04F
%SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04E8&PID_6860
%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04E8&PID_6860&MI_01
3. adbコマンドでのアプリバックアップ

バックアップに使うプログラムであるadb.exeは、C:\Program Files\androidsdk\sdk\platform-toolsにあるので、まずはカレントディレクトリをそこに。
cd C:\Program Files\androidsdk\sdk\platform-tools一応、スマートフォンが正常に認識されているか確認。
adb devices -lUSB接続したスマホ内のアプリをファイルに書きだすコマンドは、
adb -d backup -f AAAAA -apk BBBBBであり、AAAAAの部分は書き出すファイル名なので自由に決めます。BBBBBはアプリのID。Google Playで対象アプリのページを開けば確認出来ます。
例えば「おさわり探偵 なめこ栽培キット」の場合、Google PlayでのURLが「https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.beeworks.funghiGardeningKit&hl=ja」なので、BBBBBには「jp.co.beeworks.funghiGardeningKit」が入ります。
上記例で実際に書き出す場合は、
adb -d backup -f nameko.bak -apk jp.co.beeworks.funghiGardeningKitとなり、スマートフォン側で許可ボタンを押せばバックアップが開始されます。
4. adbコマンドでの新スマホへのアプリコピー
2項の方法で、新スマホについてもUSBドライバのインストールとデバッグモード接続を行います。下記実行し、バックアップ時と同様にスマホ側で許可を押せばリストアが開始されます。adb -d restore nameko.bak追記)しまじろうの ようこそ!「空想どうぶつえん」での動物データコピー方法を公開しました。
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