
画像出典:Eventbrite
2015年1月14日~16日に東京ビックサイトで開催された「ウェアラブルEXPO」は、18000人を超える来場者となったそうです。
2018年頃には1兆円を超える市場になると言われているウェアラブル市場。もはや「新領域」とは言えなくなったスマートフォンと違い、大きな可能性を秘めた製品が続々と発表されています。
一言でウェアラブルと言っても非常に多様です。今回は、様々な「ウェアラブル(=身に着けられるデジタル機器)」の概要やその状況・反響をご紹介します。
1. スマートグラス「Google glass」

画像出典:DailyTech
・メーカー: Google
・装着方法: メガネ型
・OS: Android 4.4.2
・OMAP 4430 デュアルコアCPU
・1GB RAM / 16GBストレージ
・500万画素カメラ
恐らく「ウェアラブル」と聞いた時に、最も多くの人が思い浮かぶ製品。
インターネットに接続して撮影した写真・動画の投稿などができます。操作はボイスコマンドによるハンズフリー操作、もしくは眼鏡のツル(テンプル)部分のタッチパッドによる操作が可能です。
インターネットへの接続はWi-FiもしくはMyGlassというアプリをインストールした端末とのBluetoohテザリングで行います。
OSはAndroidで、Glasswareと呼ばれるGoogle Glass用アプリをインストールできます。
出典:スーパーソフトウエア東京
2. スマートウォッチ「Apple Watch」

画像出典:ForbesLife
・メーカー:Apple
・装着方法:腕時計型
・タッチパネル搭載 Retinaディスプレイ
・心拍センサー搭載
Apple初のウェアラブル。比較的シンプルな機能のスマートウォッチですが、強力なシェアを持つiPhoneとの連携が魅力です。
ステンレススチールケースの「Apple Watch」、アルミニウムケースとスポーツバンドからなる「Apple Watch Sport」、18金ローズ/イエローゴールドケースを採用した「Apple Watch Edition」の3つのコレクションが用意されており、価格は349ドルから。
対応デバイスはiPhone 6シリーズ/iPhone 5シリーズ。
出典:マイナビニュース
3. スマートウォッチ「Gear S / Gear2」

画像出典:pocketnow
・メーカー:Samsung
・装着方法:腕時計型
・OS: Tizen
・CPU: 1GHz デュアルコア
・タッチパネル搭載 有機ELディスプレイ
・512MB RAM / 4GBストレージ
・200万画素カメラ(Gear2)
通話や写真撮影からゲームまで、単体で幅広い機能を持つスマートウォッチ。 Gear2については、カメラ機能含め当サイトでレビューを掲載しています。
参考)SAMSUNGスマートウォッチ『Gear2』レビュー
3G通信に対応。GALAXY本体と離れていても、通話やメールの送受信など、より自由なスタイルで楽しめます。
Gear S で文字入力ができるので、EメールやSMS の通知、受信、作成、送信までの一連の操作を完結できます。
出典:SAMSUNG Gear S
4. スマートウォッチ「SmartWatch 3 SWR50」

画像出典:Sony Smartphones (Global UK English)
・メーカー:SONY
・装着方法:腕時計型
・OS: Android Wear
・CPU: 1.2GHz クアッドコア
・512MB RAM / 4GBストレージ
・1.6インチ 半透過型ディスプレイ搭載
ウェラブル端末用プラットフォーム「Android Wear」搭載のスマートウォッチ。Xperiaとの連携機能が豊富です。
画面のタッチ操作や、音声入力で、天気や交通情報の確認や、手元に話しかけてメールを返信することが可能。
また音楽プレイリストを直接インストールすることで、スマートフォンがなくてもSmartWatch 3だけで音楽を楽しむことができます。
出典:SONY
5. 子供向けスマートウォッチ「ドコッチ01」

画像出典:産経ニュース
・メーカー:ファーウェイ
・装着方法:腕時計型
・1.3インチ有機ELディスプレイ
ドコモが発売するお子様向けのスマートウォッチ。キッズケータイやキッズスマホに比べると機能は限られていますが、維持費はかなり安く済みます。
機能は GPS と3Gを使った位置情報通知、定型文SMS送受信、内蔵センサのリモート読みとりで周囲環境や活動状況通知、Bluetoothを使った迷子防止など。通話機能は非搭載。
出典:engadget
6. スマートリストバンド「ムーヴバンド2」

画像出典:ムーヴバンド2&「からだの時計 WM」 体験1週間チャレンジ
・メーカー:オムロン
・装着方法:腕時計型
・計測項目:歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間
目的を健康管理に絞り込んだ機種で、メーカーも体温計・体重計などでお馴染みのオムロンです。
NTTドコモが自社の健康支援サービスである「ドコモ ヘルスケア」用に発売しているリストバンド型の活動量計。無料アプリ「わたしムーヴ」をインストールした対応端末(Android 4.1以上、iOS7以上)とBluetoothで連携し、スマートフォンでデータを管理できます。
出典:engadget
7. スマートコンタクトレンズ「Smart Contact Lens」

画像出典:gizmocrazed
・メーカー: Google
・装着方法: コンタクトレンズ型
・機能: 血糖値測定、視力補助
Googleとノバルティス(製薬会社)で共同開発されており、小型マイクロチップによって涙から血糖値を測定できるという未来のコンタクトレンズ。
グーグルとノバルティスには、スマートコンタクトレンズのアイデアが複数ある。ひとつめは、先述の血糖値監視レンズ。そしてふたつめは、近くを見るときと遠くを見るときの焦点切り替えが難しい人のための「オートフォーカス」レンズだ。
出典:WIRED
8. スポーツ向けヘッドアップディスプレイ「Recon Jet」

画像出典:VentureBeat
・メーカー: 美貴本
・装着方法: メガネ型
・CPU: 1GHz デュアルコア
・1GB RAM / 8GBストレージ
・カメラ、マイク、スピーカー搭載
Google Glassのようなメガネ型(片眼)ですが、自転車やマラソンのようなスポーツに強い仕様です。
本体重量は、わずか60g。アスリートのテストによる、あらゆる光源下で最適な視認性を確保したディスプレイ。あらゆる環境下でも動作する光学タッチセンサー搭載し、グローブをしたままでも操作可能。
出典:ReconJET
9. スマートおむつ「Clipis」

画像出典:SiempreSecos
・メーカー: SiempreSecos
・装着方法: おむつ装着型
簡単に取り付けが可能な水分センサーで、「赤ちゃんのおむつ交換タイミングを親に知らせる」といった使い方が可能です。
SiempreSecosの重点市場の一つが、介護施設だ。このデバイスを使うと、認知症などの患者に、あまり深く関わらずにおむつ交換を対応できる。複数の患者をモニタするためには、PC用のアラートプログラムを使用する。
出典:TechCrunch
10. スマートブラジャー「TRUE LOVE TESTER」

画像出典:ravijour
・メーカー:ラヴィジュール
・装着方法:ブラジャー型
・通信形式:Bluetooth
・対応OS: iOS
仕組みは心拍測定を軸とした単純なものですが、「取得データをどう使うか」がユニークな例。
真実の愛を検知するホックを搭載した革新的ブラ。ブラに内蔵されたセンサーが女性の心拍信号を読み取って、Bluetooth経由で専用アプリに飛ばしデータを解析。
心拍の変化率と時間からTRUE LOVE RATEを算出する。TRUE LOVE RATEが一定値を超えると、ロックが自動で解除されてホックが外れる仕組み。
出典:FASHION PRESS
エビさんこと餌付け先輩@AB_MkIII
殆どの市民がポータブルでハイスペックなコンピューターを持ち歩くのが普通になった現代、次はついにARを日常にどんどん取り入れた社会が来るな。『虐殺器官』で描かれたような、ね。ウェアラブルが普及すればそんな未来も秒読みか
2015/01/26 09:02:49
waiver@dgwgb
近未来はウェアラブルで知識と言語の能力が誰でもフラットになるらしいけどそれを使う視力と動体視力がけっこう大事になってくるのかしら
2015/01/26 03:06:02
nakata@n_nakat
グーグルグラスが失敗しウェアラブル全体にネガティブな反応が強く、車の次世代燃料も電気なのか水素(トウモロコシとかいうふざけた案もあったっけ)なのかまだはっきりせず、ガジェットの未来がどんな風に進化していくのかホントまったく読めない。
2015/01/23 00:03:16
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