WindowsパソコンにAndroid 4.4(kitkat)をインストールした結果を簡単にまとめておきます。
以前エミュレーターによるパソコンでのAndroidアプリ利用(※)をご紹介しましたが、今回の方法ならより多くのAndroidスマートフォン用アプリ・ゲームが利用可能です。
※参考)Windowsパソコンで『パズドラ(パズル&ドラゴンズ)』等の動作は可能?
今回使用したPCのスペック概要は下記の通り。
・OS:Windows7pro x64もっとスペックが低いパソコンでも快適に利用出来ますので、あまり出番のないWindows XP / Vista世代のパソコンにオススメです。
・CPU:Intel Corei7-2670QM(2.2GHz 4cores)
・GPU:Intel HD Graphics 3000
・RAM:8GB
・LCD:1600x900dot + touch panel
※最近のパソコン(Broadwell世代)だと上手く動作しませんでした。
WindowsパソコンへのAndroidインストール手順
1. Android 4.4インストール用イメージの入手
Android-x86より、Android4.4のブータブルISOイメージをダウンロード。
今回は、「Android-x86 4.4-r2 live & installation iso」を使いました。
2. ブータブルUSBメモリの作成
ダウンロードしたISOイメージをUSBメモリに書き込みます。Win32 Disk Imagerあたりのツールが手軽です。ツールダウンロード後にWin32DiskImagerを起動し、Image Fileに"androidx86-4.4-r2.iso"を選択。DeviceはUSBメモリのドライブレターを選択。Writeボタンを押すとブータブルUSBメモリが作成されます。
3. パソコンへのAndroid4.4のインストール
Androidをインストールしたいパソコンに作成したUSBメモリを接続し、USBメモリからブートさせます。メニューが表示されたら「Installation - Install Android-x86 to harddisk」 を選択。次にインストール先のストレージ(パーティション)の選択画面が出たら、パソコンの内蔵HDD/SSDを選択します。次にフォーマットの有無を聞かれます。今回はFAT32にしました。
その後いくつか確認が出ますが、適当に画面の表示に従ってください。
WindowsパソコンでのAndroid 4.4動作確認
インストールが無事終わりパソコンを再起動すると、言語選択・WiFi設定・Googleアカウント設定などのAndroid初期設定が始まります。初期設定後、下記の利用が正常に出来ることを確認しました。
・内蔵タッチパネルおよびUSBマウスでの操作動作は非常に快適で、Antutuベンチマークではかなり良いスコアが出ました。
・物理キーボードでの文字入力
・内蔵カメラでの写真撮影
・Wi-Fi接続
・ブラウザでのネット利用
・Gmailでのメール送受信
・スクリーンショット撮影(キーボードのprint screenキーで可能)
・音楽再生
・Google Playからのアプリ追加
・Antutu Benchmarkでの測定
3年近く前のPCですが、Antutuベンチマークのスコアは90000超えでGalaxy Note Edge SC-01Gの倍以上です。
クアッドコアCPUですが、Hyper-Threadingが機能して8コアで認識されています。
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コメント
パーティションを分けてインストールが可能なので、そうすればWindows環境は元のまま残ります。起動時にWindows or Androidを選択する状態に。
⇒起動メニューを開き、USBメモリを選択する
というのが一般的な手順です。
※起動メニューを開く方法はPC(メーカー)によって異なります。
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